″Oh Bento Labo″ by 松本希子さん

これは、お弁当コンシェルジュである松本希子さんがFacebookページのコミュニティ―として始められた日本全国の様々なお弁当の集大成です。よく見ると海外からのお弁当も収録されています。松本さんとのご縁は国連大学で開催されたWhy we should study foodのフォーラム(11月11日)後の懇親会でした。偶然にもご近所さんというご縁もあり、先日は南堀江の某カフェで意見交換しました。その折に贈呈された「みんなのOh! Bento」を拝読し、色々と思いついたことをUpして行こうと思いました。まずはそのThree Major Pointsです。

1)最初に結論です。「限られたSpaceをアレンジする」というコンセプトを感じることができ、生け花に通じるものがあります。一方は美意識であり他方はこれプラス食というアートです。一定の容積の箱(Box)と言う限られたスペースにこれらをどう入れ込むか、と言う発想に立つととても創造性の高い作業となることを認識しました。

2)武田英二先生の「ストレスを消す食事」を思い出し、「ストレス解消弁当」を企画してはどうでしょうか。

3)Health Scientistとしてコメントしようと思うことは殆どカバーされていることが分かりました。欲を言えば、佐々木敏先生の栄養疫学的コメント(囲み記事)があるVersionも考えて頂ければと思う次第です。

ではまた、忘れた頃に。

食品科学研究のための基礎セミナー:楽しく論文を書きませんか(1)

食品化学学会・奥伊勢BSC共催セミナー開催のお知らせのFirst Circulationです。
セミナーの大テーマは“食品科学研究のための基礎セミナー:食品とエビデンス”です。

【主催】  日本食品化学学会と一般社団法人奥伊勢バイオサイエンスセンター(奥伊勢BSC)の共催

【開催概要】
・日 時: 2016年2月13日(土) 13:00~17:00(予定)
・場 所: 津駅隣接の「<a href=”http://www.ust-tsu.jp/access_parking/index.html”>アスト津</a>」(津駅には名古屋から1時間、大阪から1.5時間)
・参加費: 個人/団体会員(日本食品化学学会・奥伊勢BSC):1,000円
公的試験研究機関(非会員):2,000円
大学(非会員): 5,000円
企業(非会員):10,000円
・参加申込:日本食品科学学会HP http://www.jsfcs.org/ あるいは奥伊勢BSC事務局 s.takizawa@tsuji-seiyu.co.jp よりお申込み下さい。(定員50名。定員に達し次第受付終了)

”自分のための健康科学”と題するシンポジウムが開催されました。

2月7日(土)に岐阜にて開催されました。抄録全体をUpさせたいのですが、データサイズに制限があるので、一部だけのUpです。プログラムをご覧になってご興味ある演者の講演抄録などをご希望の方は「お問い合わせ」ください。 シンポジウム抄録集Web用(2.12.15)

(2)第二回食品衛生研究者育成基礎セミナー

表記のセミナーが11月13日(2014年)に大阪薬業年金会館にて行われます。これは実行委員長の穐山 浩先生からのご依頼で「松尾の昔の苦労話」を聞いて頂くこととなりました。そのときのPPTをPDFにしてUpしました。ご批判など下さい。食品衛生基礎セミナーWebにUp(11.12.14)

日本にもヘリコプターペアレンツ??

先週末(13日、14日)は、三重大学で「日経BPバイオテクONLINE Webmasterの宮田 満 先生」をお迎えして講義や討論会を行いました。14日の院生向けの討論会は三重大学と奥伊勢BSCの共同企画で、松阪牛弁当付きのLunch on Meetingでした。テーマは「グローバルなバイオ系人材に必要な事柄」で、幾つか重要なことを確認できました:1)「待ちの姿勢」が多い、2)挑戦意欲の学生が少ない、3)なので、グローバルを問題にする以前に課題がある、4)大手企業志向が強いわけではないが、親が「そんな名前の知らない会社ではなく大手に」と先生の紹介を断ってくる(「バイオ系企業のR/Dは大手よりも、中小が元気でやりがいがある」という宮田先生講義の逆現象)。日本でも、子供の頭上で(Helicopterのように)待機して何かあるとすかさず情報管理して子供の自主性を削いでしまうHelicopter parentsという米国事情が、何と大学で始まっていることを認識しました。宮田先生に参画頂いて機を見て「バイオ人材育成のための親子教室」を企画したいと考えています。