食の“選択の科学”
エスカオロジーの定義は「食の持つ色々な事柄を、科学としてことわり(モノの道理)から明らかにして行く概念」です。エスカオロジー(Escaology)はラテン語で「食」を意味するエスカ(Esca)と、「学」を意味する-ologyを合体させた造語です。直訳すると“食学”ですが、感情や情動(どう思うか、どう感じるか)が先行する文化的要素よりも、食の持続性を確保したその上で、安全や安心についてのモノの考え方やモノの道理(サイエンス)と、これを支える技術に力点を置いています。そして、これらに関係する事柄をよく調べて何が本当(Truth and Genuine)なのかについて情報発信するサイトをエスカオロジー研究所(Institute for Escaology)としています。モノの道理の根底には“選択の科学”があり、少し堅苦しいですが食に関する「学問のすゝめ」です。
■ 基調論文