日本にもヘリコプターペアレンツ??

先週末(13日、14日)は、三重大学で「日経BPバイオテクONLINE Webmasterの宮田 満 先生」をお迎えして講義や討論会を行いました。14日の院生向けの討論会は三重大学と奥伊勢BSCの共同企画で、松阪牛弁当付きのLunch on Meetingでした。テーマは「グローバルなバイオ系人材に必要な事柄」で、幾つか重要なことを確認できました:1)「待ちの姿勢」が多い、2)挑戦意欲の学生が少ない、3)なので、グローバルを問題にする以前に課題がある、4)大手企業志向が強いわけではないが、親が「そんな名前の知らない会社ではなく大手に」と先生の紹介を断ってくる(「バイオ系企業のR/Dは大手よりも、中小が元気でやりがいがある」という宮田先生講義の逆現象)。日本でも、子供の頭上で(Helicopterのように)待機して何かあるとすかさず情報管理して子供の自主性を削いでしまうHelicopter parentsという米国事情が、何と大学で始まっていることを認識しました。宮田先生に参画頂いて機を見て「バイオ人材育成のための親子教室」を企画したいと考えています。

やっと初夏になりました。

(3)Early summer lake 家の前から、ある晴れた朝の写真。写真の中央部の道路を渡った所にある杭状の棒切れ(ティーグランドにあるゴルフボールクリーナーのようなもの)は郵便受けです。ご存知米国では、車は右側走行で左側にハンドル(Steering Wheel)があります。でも、郵便配達の車は日本車のように右ハンドルです。そして運転席にはドアがありません。なので、道路右側にある郵便受けに郵便物を運転席から直接(車から降りないで)投入できます。さらに、投函したい郵便物を入れて赤色のサイン棒を立てておくと持って行ってくれます。