• 研究会名称:“食から始める“健康長寿・異分野連携研究会 

・略称:異分野連携の会

・略称(英語):IRHL (Interdisciplinary Research for Healthy Longevity)

・設立日:2022年9月28日

・理事長:斎藤邦明教授(藤田医科大学)

“食”を起点にして「健康長寿のための異分野連携研究」に取組みます。以下は定款からの抜粋です。

当法人は、(i)食(文化)と(ii)生物資源(生物科学)を(iii)先制医療(診断/医療科学)並びに(iv)健康長寿(社会保健学)に応用して「健康地域づくり(社会政策学)」を推進することを目的として (i)~(iv)に亘る異分野間での連携並びに融合に関する研究を行う。分野として、先制医療、食、生物資源の3分野を設定して以下の事業を行う。

  1. 生物資源(バイオリソース)を有効活用する技術の研究・開発に関する事項
  2. 上記の技術を基盤とした生物資源の機能評価・分析並びにその委託・受託に関する事項
  3. 会員相互および関連団体との交流・連携に関する事項
  4. 人的資源(ヒューマンリソース)が関わる多分野での教育・研修に関する事項

前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業。

目下、賛同いただける方々へのメッセ―ジを作成中です。

健康AIoTと新型コロナウイルス

こんなにも刻一刻と状況の変わる世の中になるとは!オリンピックを見れるとばかり思っていましたが、何とパンデミックを観ることになるとは!! 後出しじゃんけんと言われても構いませんが、米国の友人には3月初めの時点でこういう状況となるであろうと予測していました。その根拠は2009年に流行した新型インフルエンザの終息の仕方から「通年感染」を推測しました。感染症対策については過去の事例から学ぶしかありません。続きは添付をご覧ください。Escaology(5.1.20)  コンタクト先:matuoyushi@escaology.com

バイオ戦略2019年

■概要

昨年6月に閣議決定された「統合イノベーション戦略」を推進するために「統合イノベーション戦略推進会議」が設置された(令和元年6月11日付)。その一つである「バイオ戦略会議」では社会課題が挙げられ、産業並びに研究動向が分析されている。以下、目についたKey Wordを元に抜粋紹介しました。バイオ事業に携わる方々が夢を語り合い、事業のベクトル合わせや確認に役立てば幸甚です。https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tougou-innovation/ 

Site統合イノベーション戦略(8.21.19)Site統合イノベーション戦略(8.21.19)

Regulatory Science No.2

分かりやすい例として《量(の概念)》を挙げたいと思います。これは、サプリメントや健康食品や機能性食材などという言葉と製品が市場に溢れている昨今の食生活において、専門家でない一般の方々に浸透させなければならない重要なモノの考え方です。

量(Amount)とは濃度と総量です。医薬品は特定の範囲内の量で薬効を期待することができ、それを大幅に超えると副作用が強くなり、毒物となります。つまり、あるモノがヒトに対して将来起こしうるリスクを科学的に調べその根拠を明示する科学—Regulatory Science—が根底を成しています。

体に良い、健康維持に意味があるというあるモノに対して、量のことを考えると、どのような判断をすればよいかわかってきます。謳い文句のように「効く」のであれば、量多くとると、よりよく効くかもしれませんが、弊害(健康被害)が発生することになります。

この自然界にヒトに健康被害を起こさないモノは存在しません。水も酸素も、そうなのです。→No.3に続く

Regulatory Science No.1

先日、国立医薬食品衛生研究所(国衛研)の重鎮と懇談する機会があり、認識を新たにすることがありました。—Regulatory Science (RS)という言葉の話です。何と、これは英語圏発ではなく、国衛研で生まれた和製英語であることが分かりました。ときの某所長が、研究活動の意味を明確にし、国民の健康にどのように役に立っているかを明示して、「元気のない研究員を叱咤激励」するために、発案された言葉、とのことです。その意味は「科学技術におけるBenefit(有効性)とのバランスを勘案しつつRisk(損失や被害)を低減する科学的概念」と説明されています。これは公益社団法人日本薬学会発行の「レギュラトリーサイエンスに係る教材や教育方法の開発に関する調査研究 教材案」(2015年3月)p.1からの引用です。賛同の拍手を送り、Global化させたい和製英語ではないでしょうか。→No.2では分かりやすい例を挙げたいと思います。

謹賀新年 :-))Really Happy Smiley!!

2018年(平成30年)、明けましておめでとうございます。

今年は娘からの画像を賀状にしております。Happy New Year (2018)

彼女はNY州の北、カナダとの国境に近いPlattsburghにあるLake Champlainの湖岸に住んでおります。目下現地は摂氏マイナス30度近くで氷の芸術が楽しめる状況とのことです。すぐ近くにはLake Placidという冬季オリンピックが2度行われた町があり、スキージャンプやスケートなどWinter Sportsの拠点となっています。要するに、酷寒の地なのです。ちなみにこの湖を南へどんどん下るとNYCマンハッタンの西側ハドソン川、そして自由の女神に行きつきます。

皮膚と健康でForumが三重大学で開催されます

第一部:体の内側と外側からの美容素材、その試験評価方法という実践応用研究。

第二部:特別企画。基礎研究vs.応用研究、それもアトピー性皮膚疾患の専門家である皮膚科臨床医(清島真理子教授)の教育講演と鼎談で、基礎力を養おうという趣向です。参加無料です。場所は三重大学新設病棟の12階会議室です。 配布用奥伊勢Forumプログラム(2017.10.21)